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    ファースト・テンポについての考察(3) -ディフェンスの立場から見てみる-

     2011-05-29
    前回までに、攻撃側の目線でファースト・テンポについての考察を行いました。
    今回は、ブロックを中心としたディフェンス側の目線でファースト・テンポについての考察を行います。

    そもそも「なぜファースト・テンポの攻撃(&その同時多発位置差攻撃)を行うのか。」という疑問がある。
    それは、リード・ブロックに対抗するためである。
    リード・ブロックは、セッターがセットアップしたボールの行き先を見てからブロックに飛ぶ。
    そこで「アタッカーがブロッカーに対して相対的に早くて高い攻撃」をすればブロックは機能しない。
    そのための攻撃方法が「ファースト・テンポの同時多発位置差攻撃(シンクロ攻撃)」である。

    では、ディフェンス側はどのようにしてファースト・テンポの同時多発位置差攻撃(シンクロ攻撃)を防ぐのだろうか。

    【結論】2011年5月の段階で、完璧な4人同時多発位置差攻撃(シンクロ攻撃)に対応するブロック戦術・ディフェンス戦術はない。
    よって、完璧な4人同時多発位置差攻撃(シンクロ攻撃)をさせないことが重要になる。

    まず、サーブで崩して十分な体制で攻撃をさせない方法がある。しかしながら、現在の男子のトップレベルでは、レセプションの返球位置はアタックライン付近である。クイックもネットから離れて打つようになっているのが現状である。コート後方へ弾くようなレセプションをさせる必要がある。

    次に、特定の選手にサーブを取らせることで、その選手がレセプション後にファースト・テンポでの攻撃参加ができなくなるようにする方法がある。
    ジャンプフローターで狙ったり、ジャンプサーブで崩したりする。

    ブロックでは、デディケート・シフトでブロックを行うことも戦術の1つである。
    デディケート・シフトでのブロックの詳細はこちらから。(suis annex weBLOGから)

    冒頭で「完璧な4人同時多発位置差攻撃(シンクロ攻撃)に対応するブロック戦術・ディフェンス戦術はない。」と書いたが、完璧ではない攻撃にたいしてはデディケート・シフトでのブロックが有効である。
    多くのチームでは、ライト側の攻撃をファースト・テンポで行うことが難しい状況にある。(2006年のブラジル男子では、リカルドとアンドレによるC1攻撃を行っていた。しかし、その後は完璧なC1攻撃は見られていなかった。)
    つまり、ライト側の攻撃が「おそい」ので、ブロックはレフト側にデディケート・シフトすることで3対3の構図に持ち込んでいたのである。


    2007年のワールドカップから。ブラジルのデディケート・シフトでのブロックです。通常のバンチ・シフトと違い、前衛WSが相手レフト側に寄っているのが分かります。その位置からスタートして相手ライト側からの攻撃を抑え込んでいます。


    2007年のワールドカップから。ブラジルのデディケート・シフトでのブロックと対比すると、前衛WSが相手ライト側に位置していることがわかります。

    ちなみに中学生のデディケート・シフトでのブロックはこちら。

    誰のどのような攻撃をどのようにマークをするのかを考え、個人ではなく組織で対応することが世界標準への第一歩!
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