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    2011年のワールドカップから見えたこと(2)

     2012-01-04
    前回に引き続き、2011年のワールドカップ(男子)から見えたこと。

    MBの攻撃は、セッターのセットアップより先に踏み切ってジャンプしておく「マイナス・テンポ」の攻撃が増えた。
    (以前はセッターのセットアップと同時に踏み切ってジャンプする「ファースト・テンポ」が多かった。)
    それは日本で主に行われているクイック(先にジャンプしておいて、低い位置で打つ)と違い、先にジャンプしておいて、高い位置までボールが上がってくるのを待ってからボールをヒットするというものである。
    ただし、ブラジルのMBの攻撃は、相変わらずファースト・テンポであった。

    ブラジルのフリーボールの処理では、アタックライン付近に返球して攻撃をしかける(2010年まで)のではなく、ネット際に返球をしてから攻撃を仕掛けるシーン(MBによる攻撃)が増えた。

    どのチームも、OP、WSがハイセットを打ち切って勝負する場面が増えた。(特にブラジル)ただし、セカンド・タッチの時点で打つ選手が1人しかおらず、3人のブロックがキッチリ揃った場合ではゆるく返球するorリバウンドを取ることも目立つ。

    少しずつですがまとめてみました。
    このあと時間をとって、動画の編集も提示して分かりやすくまとめてみます。
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    ファースト・テンポについての考察(7) -ジャンプ・セット(ジャンプ・トス)の意味-

     2012-01-07
    スパイカーがファースト・テンポのスパイクを打つためには、セッターのセットアップ前に助走を開始する必要がある。
    フリーボール(チャンスボール)の時は簡単にできることであるが、ラリー中の難しいプレーの中で、どのようにしてテンポを使い分けているのだろうか。
    まずはこの動画をご覧下さい。



    実は、スパイカーが助走を開始するきっかけを作っているのは、セッターのジャンプ・セット(ジャンプ・トス)である場合が多い。

    先ほどの動画であれば、セッターがジャンプ・セットのモーションに入るのを見てからスパイカーが助走を開始していることがよく分かる。(両チームとも)

    1つ目のキューバの攻撃では、セッターが素早くレセプションされたボールの落下地点に入り、ジャンプ・セットのモーションに入ると同時に、MB、後衛WS、前衛WS、前衛OPの4人が助走を開始していることが分かる。
    2つ目のブラジルの攻撃では、トランジションからセッターが辛うじてジャンプセットをしてライト側にセットアップをしているが、ギリギリであるので助走開始が遅れていることが分かる。
    3つ目のキューバの攻撃では、トランジションからワンタッチをとって余裕を持って前衛MBがセットアップを行なっているが、ジャンプ・セットを行なっていない。そのため、スパイカーは助走を開始することができずに、おそいテンポでの攻撃となっている。
    その後のラリーでも同様のシーンが多く見られる。

    2010年のブラジル・キューバともに、セッターのジャンプ・セットを基準にしてスパイカーが助走するというシステムを採用している。

    しかしながら、セッターがどのような体勢であろうとも、スパイカーがセッターを信用して助走を開始するシステムを採用しているチームもある。



    リカルドがいたころの2006年のブラジル男子チームでは、セッターのリカルドがスタンディングでセットしていてもスパイカーがセッターを信頼して助走を開始していることが分かる。

    世界トップレベルでコンビミス、例えば前衛WSが51に入っているのに、セッターが遅いテンポのセットアップをしてしまうことがほとんど見られないのは、こうしたシステムがキッチリとできているからであろう。

    セッターのジャンプ・セットのモーションを基準にスパイカーが助走を開始することで、中学生でもCパスからミスをすることなくはやいテンポで攻撃を行うことができる。


    また、ラリー中でも同様である。
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